とと姉ちゃんに学ぶ
一昨日、朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に衝撃的なセリフがありました。
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嫌だねえ、昔はこんなじゃなかった。
日本の女だよ。
戦争で負けて、変わっちまった。
それに、身なりへの気遣いもない。
自分がどう思われようが、どうでもいいみたいじゃないか。
女であることを捨てちまったのかね・・・。
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それを聞いていた花山と常子が決意します。
花山「まずは、“衣服”と戦わんか?」
常子「きれいなものを身に着けると、
少しだけでも気持ちが豊かになる気がするんです。
それができれば、この国の暮らしぶりも変わるかもしれません。」
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花山と常子は、こうして「暮らしの手帖」創刊号を作りあげていくのです。
「衣食住」のどれも大変だった時代に、
まずは“衣”を通じて暮らしを良くしようと行動されたことが衝撃的でした。
食べることでも、住むことでもなく、衣装なんです。
身だしなみを各々が気にすることで、暮らしが良くなると確信したお二人。
(画像お借りしてます)
全てが満たされている現代にも通じる“原点”を教えられた気がしました。
「毎日の身だしなみを整えることが、その日の暮らしを良くする」
ひとつ、私たち洋服屋の仕事に誇りを見出せたように思えました。
(ベッチンヤ情報誌編集長)
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